企業の人事・採用担当者が最も力を入れなければならないツールとは?

新卒採用のスケジュールは年々変更が加えられ混沌としています。
2017年卒に関しては内定承諾まで短期決戦が予想されています。

「短期決戦」ということは、解禁となる3月にはある程度決着がついているということです。感度の高い学生にとって就活シーズンは時期など関係なく既に始まっています。
就活解禁に合わせ、学生との接点を持つため、接点を持った時に役立つツールなど、様々な趣向を凝らしアピールを計画されているとおもいます。

ですが、常に会社のアピールをするためのツールがあるのを忘れてはいないでしょうか?

それはコーポレートサイトです。
もちろん、解禁に合わせたリクルーティングサイトにも大事な役割があります。

ですが、コーポレートサイトは企業の理念や業務内容など、最も根幹を成すものであるはずです。

B to Bの企業でもB to Cの企業でも、学生はその打ち出し方に興味を持ちますし、社会に対してどのようなスタンスで、どのような役割を担っているのかがよくわかるツールです。

Webサイトからの集客やお問い合わせがある企業は、同じ様に学生からの認知度も高くなります。「ウチの業務は専門性が高いし、認知度の問題もあるから。」とお考えの担当者の方、逆に「学生にもわかる」という視点のコーポレートサイトに見直すことで、Webサイトからの集客も増えるかもしれませんよ?

コーポレートサイトの変更権限が人事関連部署にない企業さんも多くありますので「なかなか難しいよ。」と思われるかもしれませんが、人材の問題、特に新卒採用は企業として成長するための重要な要素ですので、営業的な意見やアピールも合わせたコーポレートサイトづくりが求められます。

筆者について

斉藤 徹

Webディレクション/UIデザイン/IA。 企業サイト・採用サイトを中心に制作、企業の広報業務のお手伝いをしています。 学生時代は建築計画/環境行動学/子どもの環境行動/学校建築。 Webと環境行動をテーマに模索中。

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